「少しでも、世の中に元気を、笑顔を届けられたら。その、きっかけになれたら」。そんな想いから、2003年に始まった"PIECE of PEACE 〜「レゴ®ブロック」で作った世界遺産展〜"。平和への願いを踏みにじるようなたくさんの出来事や、深刻化する環境の問題などが人々に暗い影を落とし始めていたころのことです。そのころから、ピースへの想いは世界中に広がり、人類共通の目標になっていったように思います。そんな人々の気持ちと、この展覧会は一緒に歩んでいったのかもしれません。1回展は日本全国13ヵ所、2008年に開始した第2回展は日本全国14ヵ所、そして2012年からは「世界遺産条約」採択40周年を記念して第3回展がはじまりました。この旅では、日本を飛び出してワールドツアーもスタートしています。もう、のべ290万人もの世界のみなさんにご来場いただいています。それは、うれしいうれしいニュースです。これからも、みなさんとごいっしょに“PIECE OF PEACE”をひとつずつ重ねていきたいな、と願っています。UNESCOによって登録されている「世界遺産」は、世界中に1052(2016年現在)。その種類は、人の歴史や文化を伝える貴重なもの、地球誕生以来の大自然、人と自然の合作のようなものもあります。争いが残した苦い思いを忘れないために残しているものも・・・。だから世界遺産は、いろいろな意味で、やっぱり地球のたからものなのです。そんな「彼ら」たちは、悲しいことに、第1回開催当時よりも、その姿を保つのに苦しんでいます。風化や、開発、紛争など、その理由はさまざまです。でも、私たちは、信じています。いまの時代に生きているひとりひとりの「ピース」があれば、きっと未来に残してゆける。次の時代を生きる子供たちに、このたからものを引き継いでゆけるはずです。ひとつひとつのブロックを積み重ねるように、ひとりひとりの想いをつなげて、日本中へ、世界中へ、ピースの輪を広げていきたい。がんばっている世界遺産に、みなさんの1ピースを、もういちどはめてください。
あなたのご来場が、未来の子供たちへのエールになるはずです。ピース!

ユネスコ憲章・前文より

戦争は人の心の中で生まれるものであるから、
人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。

UNESCOと日本

日本は、国際連合に加盟する5年前にUNESCOへの加盟が認められました。
サンフランシスコ講和条約調印前の日本にとって、UNESCO加盟は、国際社会との唯一のつながりであり、
終戦直後の民間ユネスコ活動の自発的な発生のルーツともなりました。
日本が先駆けとなったこの民間ユネスコ活動は、今や世界中の100以上の国々の中で、
4000近くものユネスコクラブへと広がりを見せています。

世界遺産活動

日本ユネスコ協会連盟が行っている世界遺産活動は、かけがえのない地球の文化及び自然遺産を
守っていくことの大切さに気づき、人びとが暮らしている地域に対して、目を向けていくことを目的としています。
また、次世代に伝えるだけではなく、環境や有形・無形の文化遺産を保存する活動を通して、
日本ユネスコ協会連盟は、異なった文化や自然を尊重する心をはぐくんでいます。

世界遺産活動

日本ユネスコ協会連盟では、カンボジアやフィリピンなどで危機に瀕する遺産を守る活動を行っています。
カンボジアでは、アンコール遺跡群の一つ、バイヨン寺院の守護神である石造を修復しています。

世界遺産活動

「世界遺産募金」は日本ユネスコ協会連盟が行う
世界遺産や身近な文化財・自然を守り伝える活動に使われます。
振込先:郵便振替00190-4-84705 口座名 公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟
※郵便振り込み用紙の通信欄に「世界遺産募金」とご記入ください。
なお、窓口で「手数料免除口座」であることをお伝えいただくと、振り込み手数料が無料になります。
募金では寄付金控除の対象になります。
くわしくは、http://www.unesco.or.jpをご参照ください。

世界遺産も身近なものも、未来へ引き継ぐ地球のたからもの
日本ユネスコ協会連盟は、世界遺産を守り後世へ伝えていくための活動とともに、
身近な文化や自然環境を守る活動を続けています。
世界の多様な文化を認め合い、無知や偏見のない平和な社会を
築くことを目指しています。
この世界遺産展が、世界遺産や皆さまの身近にあるもののすばらしさを
改めて見つめ直すきっかけになればと願っています。

公益社団法人日本ユネスコ協会連盟 理事長
野口 昇

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PIECE OF PEACE - World Heritage Exhibit Built With LEGO | レゴで作った世界遺産展 PART-3

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