ハチミツ二郎さんが腎移植に失敗しました。
ドナーは母親だったようですね!
東京ダイナマイトのファンなので、個人的にも非常に残念なニュースでした。
今回はなぜ腎移植で失敗したのか?人工透析はつらい?コロナ重症化も影響?について調べてました!
ハチミツ二郎が母親ドナーの腎移植で失敗した理由とは?

母親がドナーだったのにも関わらず、不適合で拒絶反応を起こした理由とは何だったのか?
考えられる3つの可能性を提示したいと思います。
①母親が高齢だった

ハチミツ二郎さんの年齢は43歳です。
母親の正確な年齢は明らかにされていませんが、
60歳〜70歳後半だと推測できます!
もしくはそれ以上かもしれません。

腎臓も臓器なので、年齢を重ねれば機能も落ちます。
母親が高齢だったことも失敗した要因の1つだと考えられます。
一度移植した腎臓を戻すことはできません。
自分の母親に置き換えて想像すると身が引き裂かれるような感覚に陥りますね。


②不摂生
腎移植をする人の中には、先天性の理由で腎臓が機能していない方もいます。
一概に不摂生が理由だとは考えられません。
しかし、ハチミツ二郎さんの場合は明らかな不摂生が原因です!
酒を浴びるように飲むことで芸能界でも有名でした。

一昔前は「不摂生は芸人の美学」だったかもしれません。
本人も自業自得でお酒を飲んでいたと思います。
家族に迷惑を掛けるお酒の飲み方は控えるべきですね。
③コロナ重症化(後遺症あり)
2020年12月14日に新型コロナウイルスに感染。
人工呼吸器を使うために全身麻酔を受けて、意識不明の状態が8日間も続いたそうです。
ハチミツ二郎さん「倒れてからは2か月に1回定期検診を受けているのですが、血糖値も高いので、主治医には『二郎さん、コロナにかかったら必ず重症化するよ』と言われていました。うがい、手洗い、マスクの着用を徹底して、外出もほとんどしなかった。今思えば、目や鼻に手を持っていく癖があるので、原因といえばそれくらいかなと思います」
引用:NHK
目が覚めたらクリスマスのニュースが流れていてゾッとしたそうです。
ハチミツ二郎さん「200メートルも歩いたら息が切れます。歩いただけなのに、なぜか腕がすごい筋肉痛になるんです。どうきと息切れの原因は心臓かと思って診てもらったのですが、問題が無かった。だから、コロナの後遺症なんだろうなと思います。IT系の会社での仕事もしているんですけど、もし通勤しなければならないと言われたら、しんどかったと思います」
引用:NHK

腎臓1つしかないとどうなる?
腎臓は2つあります。
しかし、交通事故で残った腎臓に傷がつくと腎不全になり、透析を受けなければなりません。
今回のように家族に腎移植することも不可能になります。
人工透析はつらい・生き地獄!
人工透析は生き地獄と言われています。
「透析をやめますかと聞くことは『死にますか』と聞くことと同じ。その判断を身体的、精神的に追い詰められている患者に迫るのは酷なこと。
引用:朝日新聞
さらに、一般人に比べて透析患者の余命は約半分程度と言われています。
毎週つらい血液透析をしても長く生きられないなら生き地獄と言われても仕方ありませんね。
ハチミツ二郎さんのように家族に腎移植できる人がいる場合はラッキーです。
しかし、中には腎移植したくてもできない人もいます。
生体腎移植は原則親族のみ
生体腎移植は、親、子、兄弟などの親族、または配偶者から腎臓(1個)の提供を受けることができる!
つまり、知り合いや血縁関係のない彼氏彼女から腎移植してもらうことはできません!
例外として、移植施設の倫理委員会と日本移植学会の倫理委員会が認めれば、血縁でなくても臓器提供はできます。
ただしその場合に金品の授受があってはならず、それがあると法律で罰せられます。

亡くなった方から臓器を提供していただく献腎移植という手段もあります。
厚労省の2020年3月31日時点での数値によると移植順番待ちの人数は以下の通りです。
心臓804名、肺383名、肝臓303名、腎臓1万2559名
数字が全然違いますよね。
腎臓の場合、まず順番は回って来ません。
一般的には、心臓2年・肝臓2年・腎臓14年(待ち)と言われています!
生体腎移植ができない人は海外で移植してもらうか、透析かの実質2択になります!
皆さんも不摂生には気をつけましょう!